【高校1,2年生向け】未来予測からの学部、大学選び ~伸びる産業・業種編~

こんにちは、マツタケ塾の宮城島です。これからyoutubeでアップロードした動画についての解説記事を書いていこうと思います。まずは2020年1月にアップロードした記事の深堀をしていきます。

日本の将来、今まで通りいかなそうってことはなんとなくわかった。じゃあどうやって将来を決めればいいの?

マツタケ君
マツタケ君

もともと大学選びってどうすればいいかなんとなくあいまいだったけれど、最近のニュースや塾長の動画をみて、どうやって受験計画を立てればいいかわからなくなっちゃったよ。

塾長ぎっち
塾長ぎっち

日本や世界の状況をよく見ていくと、「この分野が絶対盛り上がる!」って予測することもできるんだ。大学選び、学部選びにはそういった「成長産業をねらう」ことを考えてみるのもおすすめだよ!「やりたいことが定まってない」という子にはそう考えてみよう!

盛り上がると予測される産業を知ることから始めよう。

日本国内のニュースだけ見ると「増税」「少子高齢化」「オリンピックバブルが終わったら危険・・・」など明るいニュースが少なめだけれど、国際ニュースまで注目すると、「これから伸びるであろう産業」もたくさんあることがわかります。いくつか見ていきましょう。

盛り上がり分野その1:農業

アフリカを中心に人口がどんどん増えていく中、現状の食糧生産量では世界人口の消費予測を補うことができないだろうと考えられています。ドローンやクリスパーキャス9などの新しい技術も開発され、農業はさらに生産効率が上がっていきます。人口肉産業に巨額投資が相次いでされているというニュースからもわかるように、これから農業は伸びていきます。

盛り上がり分野その2:介護

日本の少子高齢化の発展により、高齢者の人口が増えていきます。将来的には、日本人口の4人に1人が75歳以上の高齢者になると予測されています。それにともない、介護を必要とする高齢者が増え、介護分野の仕事も需要が高まってくるでしょう。

盛り上がり分野その3:エンタメ・感動系

決まったルールに従っておこなう単純労働系の仕事は、将来的にAIやロボットが変わってやってくれると言われています。しかし、私たち人間の発想力や想像力が必要とされるような、音楽や芸術などのエンタメ・感動系の分野は、AIで代替することはむずかしいとされています。人の心を動かすことができるのは人にしかできないため、エンタメ・感動系の分野は今後伸びていくでしょう。

盛り上がり分野その4:健康系

最近では、健康食品やスポーツジムのジムの増加など、健康志向が高まりつつあります。とくに「睡眠」をテーマにしたゲームアプリの開発など、睡眠の改善につながるようなサービスや製品は今後発展していくと考えられるでしょう。この背景には、近年の「働き方改革」による日本人の睡眠不足の改善が影響しています。

盛り上がり分野その5: 自動運転系

5Gが普及することによって、今まで以上にインターネットの通信速度が速くなります。またIT技術が発展し、AIやロボットが参入してくることで、自動化の技術が向上していくでしょう。とくに自動車の自動運転システムは、自動車メーカーが導入しつつあるので、将来的には普及していくと考えられます。

盛り上がり分野その6:マイナー言語系

アフリカの人口爆発によって、ビジネスチャンスも増えてくることが予測されています。そのため、スペイン語やフランス語などの、アフリカ系の言語を話すことができると、これからの時代に大きな武器になることでしょう。またそれ以外にも、あまり話せる人がいないような、珍しい現地語を話すことができると、重宝される人材になることができるのでオススメです。

盛り上がり分野その7:マリファナ系

マリファナと聞くと日本ではあまり馴染みがないかもしれません。日本ではマリファナは違法とされていますが、世界各国では合法の国が多いです。そのため、将来的には日本でも、もしかしたらマリファナの使用が許可されることもあるので、ひとつの知識として知っておいて損はないでしょう。

盛り上がり分野その8:ゲーム系

昨今ではVRやARの発達により、現実とゲームの世界を融合する技術が普及してくることが予想されています。VRは仮想現実のことで、現実ではないゲームの世界にまるでいるかのような疑似体験をすることができるというものです。一方、ARは拡張現実のことで、現実の世界に仮想技術を反映させるというものです。たとえばポケモンGOなどはARの技術を利用して開発されています。今後はさらに、IT技術の進展によって、ARやVRが市場を拡大していくでしょう。

盛り上がり分野その9:YouTube

YouTuberという言葉が、さまざまな媒体で使われるようになったように、動画で情報を発信する時代になってきています。その背景として、5Gの導入によって、誰でも手軽にスマホで動画を見ることができるようになったことが大きいでしょう。また最近では、企業なども公式のYouTubeチャンネルを開設するなど、さらなるYouTubeの需要が期待できるでしょう。

盛り上がり分野その10:SE(システムエンジニア)

今まで取り上げたような、産業・業種の基盤となるシステムを作っている人たちがシステムエンジニアと呼ばれる人たちです。業務を効率化させるためのプログラムを作成することが主な仕事です。これまで取り上げた業種には、いずれもシステムエンジニアが大きく関わっているため、将来的にもさらに需要が大きくなります。また、日本でシステムエンジニアになるよりは、海外でシステムエンジニアを目指したほうが評価が高くなる傾向にあるようです。

興味がある分野があったら、実際に自分で調べてみよう!

これまで取り上げた産業・業種のなかに、少しでも興味がある分野があれば、それを学ぶためにはどうすればよいのか実際に自分で調べてみましょう。情報を鵜呑みにするのではなく、自分できちんと情報を咀嚼して、将来的に需要があるのか、目指している大学のアドミッションポリシーと合っているのかなど、できるだけ総合的に見て判断するようにしましょう!

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