【高校1、2年生向け】未来予測からの学部、大学選び ~ヤバい産業・業種編~

こんにちは、マツタケ塾の宮城島です。今回は、前回の「今後伸びる産業・業種」に引き続き、将来なくなるかもしれない「ヤバい産業・職種」についてご紹介していきます。

悩む学生

IT技術の発展によって私たちの暮らしや働き方が変わる!将来、なくなってしまうかもしれない仕事もある?

マツタケ君
マツタケ君

これから伸びていく産業・業種については分かったけれど、テクノロジーの進展によって、AIやロボットが参入して、なくなっちゃう仕事もあるんじゃないのかな?

塾長ぎっち
塾長ぎっち

そうだね。「絶対この産業・業種はなくなる!」って言いきれないけれど、確かにAIやロボットに置き換わってしまう仕事はあるかもしれないね。5Gによってあらゆるものがインターネットに繋がって、将来的には日々の生活や働き方が大きく変わると言われているんだ!

今後、右肩下がりになるかもしれない産業・業種を知ろう!

自分が大学で勉強する分野が、将来的に需要があるかどうかは分かりません。せっかく4年間大学で勉強したのに、時代の流れによって自分が選んだ職業が沙汰されてしまっては、すごくもったいないですよね。そうならないようにするためにも、きちんと自分で見極めてキャリアを選択していく必要があります。いくつか見ていきましょう。

ヤバいかもしれない分野その1:教育系(学習塾)

少子高齢化の影響によって、子どもの人口が少なくなっていくため、学習塾をはじめとする教育系の産業・業種は衰退していくかもしれません。とくに最近では、YouTubeなどで動画学習が盛んになっています。そのため今後は、マンツーマンで教えることの価値が薄れていく傾向にあるでしょう。

ヤバいかもしれない分野その2:自動車産業

5Gの導入によって、自動車産業は転換期を迎えています。とくに最近では電気自動車や自動運転の技術が発達して、それにともないライン作業など従業員の仕事がなくなっていくかもしれません。このような時代の流れに乗って、大手自動車メーカーなどは、企業の体制や体質を変えて、世界をリードしていくにはどうすれば良いのか試行錯誤しているそうです。

ヤバいかもしれない分野その3:メーカー全般

メーカーというのは、モノを作る企業のことを言います。たとえば、iPhoneの部品はほとんどが日本で作られていますが、実はAppleというアメリカの会社が作っています。このように日本では、完成したモノを売るというよりは、高品質で優れた素材を作るメーカーが多いです。完成したモノを作るメーカーは、アメリカや中国、韓国などアジアの国々に負けつつあるので、こちらの産業・業種も今後の動向を慎重に見ていく必要があるでしょう。

ヤバいかもしれない分野その4:医療系

医療系というのは、おもに病院での仕事のことを指します。IT技術の発達やインターネットの普及によりビッグデータが蓄積され、お医者さんが診断するよりも、データベースをもとに判断したほうが正確なのではないかという考えがあります。また手術なども、将来的には人がするよりも機械がおこなう時代が来るかもしれません。そのため医療系の産業・業種は、医者の本当の役割は何なのかを考え直さなければいけないでしょう。

ヤバいかもしれない分野その5:単純労働系

近年の急速なIT技術の発達によって、工場の生産ライン作業や建設現場での作業などの単純労働系の仕事はロボットやAIに代わっていくでしょう。そのため、単純労働をおこなう人員が減り、このような産業・業種はなくなっていくかもしれません。

ヤバいかもしれない分野その6:営業系

インターネットが普及してなかった頃は、売りたい商品を買いたい人の元に届けることができませんでした。しかしインターネットが発達した今では、売りたい商品と買いたい人がインターネットを通じて簡単に結びつけられるようになりました。たとえば楽天やAmazonなどのECサイトを利用することで、どこにいても商品を手に入れることができますよね。そのため営業系の仕事はなくなるかもしれません。

しかし、とはいっても人が直接、商品の強みや価値を伝えることは重要なことでしょう。人にしかできない身振りや表情、声のトーンなどの非言語的コミュニケーションは、相手の心を動かす重要な要因であることは確かです。このように営業系の仕事は将来的になくなるとは一概には言えないというのが現状かもしれません。

ヤバいかもしれない分野その7:出版・テレビ

本や雑誌などの紙媒体は、最近では電子書籍化していて、スマホがあれば何万冊という膨大な種類の本を電子書籍から選んで読むことができます。そのためわざわざ本屋に行って本を探す手間などを省くことができるでしょう。そしてテレビ業界は、今では高年齢者向けのメディアになっています。最近ではYouTubeが盛んになってきているため、どう差別化をはかっていくのか、どうやって若い人を取り入れていくのかなどを考えています。そのため、出版・テレビ業界は衰退していくのではないかと言われています。

ヤバいかもしれない分野その8:運転手

IT技術の発展により、ハンドルを握らずに自動車を運転することができる時代になりつつあります。とくに大手自動車メーカーでは、実際に自動運転技術を搭載した車を販売していたりします。そのため自動車の運転手も減っていくことが考えられます。

ヤバいかもしれない分野その9:レジ係・販売員

ファッションブランドのユニクロやGUなどで、セルフレジが導入されているのを見たことがある人もいるでしょう。現在では人件費を削減するため、購入者自らが専用の機械でバーコードのスキャンから清算までおこなうセルフレジが増えてきています。このように、より効率的にレジが進むように、機械が仕事を担ってくれます。そのため、レジ係や販売員の仕事もなくなっていくと言われています。

興味がある分野があったら、自分で調べてみよう!

いろんな産業・業種を知っていくと、社会の仕組みや認知も変わり、行きたい大学が見つかるようになります。まずは自分が興味のある分野から出良いので調べてみましょう。そして、その分野が将来、どうなるのかの予測を立ててみてください!そうすると、大学選びもきっと楽しくなってくると思いますよ。

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